同じ銀座1丁目にある築80年建築「奥野ビル」でのイベントに参加して参りました。
銀座たてもの展 Architecture Exhibition in Ginza主催のNakagin AIR 2014。竹沢えり子さんによる「まちがつくった「銀座のルール」の舞台裏 銀座にはなぜ超高層ビルがないのか?」という講演です。
藤本壮介さんに設計依頼した際に、新築や看板を建てる際に、銀座デザイン評議会による審査や、銀座ルールの存在を初めて知りました。銀座には、歴史や美観を意識した全国的にも大変珍しい商業地ならではのルールがあります。
竹沢さんは昨年、「銀座にはなぜ超高層ビルがないのか: まちがつくった地域のルール (平凡社新書) 」を出版されたデザイン協議会の事務局長さんです。 流行の最先端である銀座の街を維持するために、これまで苦労を重ねられた経緯を拝聴することができました。色や素材で縛るのではなく、「銀座らしいかどうか」という基準で3つのフィルターを持って選考されるそうです。
歴史的にも資生堂や和光などの企業が集積しており、美意識がキーワードとなっています。 紆余曲折の歌舞伎座タワー竣工。森ビル主導の銀座松屋、超高層タワー計画の中止。街区を変えての解体&新築(観世能楽堂の復活、地下6階)。伊東屋、ミキモトの高層ビル化…。バブル期よりも「今」こそが、銀座が最も変貌している時代だということです。
将来のビル開発を考える上で、銀座らしさ、文化の継承がキーワードだと再認識することができました。