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映画『グットバイ 嘘からはじまる人生喜劇』 in MUSEE GINZA 展

MUSEE GINZA(銀座1-20-17)では、映画『グットバイ 嘘からはじまる人生喜劇』(出演:大泉洋 小池栄子 監督:成島出 配給:Kino films 2/14より全国公開 http://good-bye-movie.jp )のプロモーションイベント展を開催します。

今回、劇中で登場する銀座の老舗バー「Bar Lupin」とともに、昭和7年竣工のレトロビル、MUSEE GINZAにて、プロモーションイベントを開催することとなりました。大泉洋さんと小池栄子さんが着用された、レトロモダンな劇中衣装をはじめ、映画の名場面を一気に先取りできる展示です。映画冒頭では、銀座和光の空撮VFXシーンもあり、古き良き銀座が映し出されます。

今回のイベントのため特別に制作された『銀座レトロマップ』(2/10 〜頒布、プレゼント)を片手に、文壇バーとして名高い「Bar Lupin」をはじめ、銀座界隈から日本橋、有楽町のレトロ・近代建築を巡ってみませんか?映画本編も、有楽町マリオン9Fの「丸の内ピカデリー」でぜひご鑑賞ください。

2/18までの11日間のイベントです。お気軽に、MUSEE GINZAにお立ち寄りください。

スライドショーには JavaScript が必要です。

【概要】
太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」を、紫綬褒章を受章した劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が独自の視点を交え、2015年に戯曲化した舞台。このたび、大泉洋、小池栄子主演で待望の映画化。2020/2/14より全国公開されます。大泉洋 が田島役を、小池栄子が舞台版でも演じたキヌ子役を演じるほか、水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊、戸田恵子らが顔をそろえる。監督は「八日目の蝉」(日本アカデミー賞最優秀作品賞など10冠)や「ソロモンの偽証」の成島出。

【ストーリー】
戦後の混乱期を経て、復興へと舵を切った昭和の日本。雑誌の編集長を務める田島周二(大泉洋)には、何人も愛人がいた。一念発起して愛人たちと別れようと決意するが、彼女たちの顔を見るとなかなか別れ話ができない。そこで田島は、美人だががめつい永井キヌ子(小池栄子)に妻のフリをしてもらうことを思いつく。

【キャスト】
大泉洋、小池栄子、水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、皆川猿時、田中要次、池谷のぶえ、犬山イヌコ、水澤紳吾、戸田恵子、濱田岳、松重豊

【スタッフ】
監督:成島出 
原作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
音楽:安川午朗 脚本:奥寺佐渡子 撮影:相馬大輔 照明:佐藤浩太
美術:西村貴志 録音:松本昇和 編集:今井剛 衣装:宮本茉莉 ヘアメイク:田中マリ子

MUSEE GINZA コレクション展示’19Q4 一般公開

 

 

東京・銀座の歴史的文化財・築90年の近代建築ビル[MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldg.]は、昭和7(1932)年、関東大震災の復興建築として誕生しました。

赤レンガに似た外壁ファサードは、当時流行した和製のスクラッチタイルで、特に珍しい加飾タイルによるもの。内部は、杉天井や回遊する階段など日本建築のクラフトマンシップが散りばめられています。

復興計画で整備され、今や東京の大動脈である「昭和通り」に面する角地に立地。第二次世界大戦末期、昭和19(1944)年に起きた東京大空襲では戦火を逃れました。そして激動の昭和〜平成〜令和と、銀座の歴史を見届けてきた希少なビルヂングです。

2013年、老朽化に伴う取り壊し計画から一転、保存されることとなり、美しいギャラリー [ MUSEE GINZA・ミュゼ銀座 ]として現代に蘇りました。 “レトロ×ホワイトキューブ”をテーマに、竣工当時の躯体床をダイヤモンド研磨。90年前のコンクリートが美しくロマンスグレーの光沢を放って甦りました。緊張感ある白壁と高演色の特殊照明、可動式壁を備え、現代アートを美しく展示できる空間となりました。

 

 

MUSEE GINZAでは、コレクションする現代アート作品を随時入れ替え、一般公開しています。コレクション展示’19Q4では、芸術の秋を迎えるにふさわしい、静寂で思索を促す抽象作品13点を選定しました。

1960年代、前衛的なパフォーマンスで銀座を練り歩き「読売アンデパンダン」展への挑発行為などで大きな物議を生んだ、伝説の前衛美術集団「ネオ・ダダ」(ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ)。その創設メンバーで、MUSEE GINZA が長年応援してきた風倉 匠(1936-2007)、ネオ・ダダのオブザーバー、ブレーンとして活動を見守った建築家 磯崎 新(1931-)、「うつろい」の彫刻で国際的に活動した宮脇 愛子(1929-2014)を中心に展示を構成しました。

戦後、現代美術を語る上で外せない、フロントランナーによる競演をお愉しみください。

 

 

 

MUSEEコレクション 展示作家
メインギャラリーX: 風倉 匠、磯崎 新、宮脇 愛子、篠原 有司男、フランシス 真吾、アドルフ・ロース
ギャラリーY: 山口 歴(常設)
エントランス〜通路: サム・フランシス、クリスチャン・アヴァ、風倉 匠(常設)、

 

MUSEE GINZA と交流、関わりの深い作家、国際的な活躍目覚ましい現役作家の作品を、
リニューアルしたMUSEE空間でご鑑賞ください。
(作品は、一部を除き、販売も行っています。詳しくは、スタッフまでお問い合わせください。)

 

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MUSEE GINZA コレクション展示’19Q3 MEGURU YAMAGUCHI 新作 一般公開

 

MUGURUYAMAGUCHI

 

東京・銀座の歴史的文化財・築90年の近代建築ビル[MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldg.]は、昭和7(1932)年、関東大震災の復興建築として誕生しました。東京空襲による戦災を逃れ、戦後、高度経済成長を遂げ、バブルを迎えた激動の「昭和」、不況と低成長に喘ぎつつも、IT革命とグローバル化で飛躍した「平成」〜そして…新しくスタートした「令和」と、90年の永きに亘り、銀座の歴史を見届けている希少な存在です。

 

この度、MUSEE GINZA のギャラリー空間が、装い新たにリニューアルしました。“レトロ×ホワイトキューブ”をテーマに、竣工当時の躯体床をダイヤモンド研磨。90年前のコンクリートが美しくロマンスグレーの光沢を放って甦りました。緊張感ある白壁と高演色の特殊照明、可動式壁を備え、現代アートを美しく展示できる空間となりました。

 

 

MUSEE GINZAでは、コレクションする現代アート作品を随時入れ替え、一般公開しています。今回のコレクション展示’19Q3では、ニューヨークで目覚ましいスピードで活躍中のアーティスト、山口歴(Meguru Yamaguchi)の新作2点を東京銀座で公開します。

         

2年前、2017年初夏、日本国内最多のコレクションとして 山口歴 の13作品をMUSEE GINZA にお迎えしました。これまでに、代表的なシリーズ「OUT OF BOUNDS」11作品、「SPLITTING HORIZON」2作品は、その後、常設として一般公開。光沢鮮やかに勢いある13作品の反響は大きく、観るものを圧倒してきました。

 

その間も、ニューヨーク郊外ブロンクスにあるアトリエで、山口歴は、全く新しいHORIZON(領域、経験)を産み出そうと果敢に挑戦を続け、その成果は、ISSEY MIYAKE、Audi、NIKE、UNIQLOとのコラボレーションで世界展開されることとなりました。www.meguruyamaguchi.com

 

そして、2019年夏、新たに新作2点がコレクションに加わることとなりました。第3弾シリーズ「SOUL FLIGHT NO.1」と国際的なアートフェアで展示された「SPLITTING HORIZON NO.3」。どちらも幅2.6mを超えるサイズで、まさに超大作の競演です。どちらも山口歴のアイコンとも言える「メグルブルー」が冴え渡りますが、弧を描き、飛行するかのようなSOUL〜と、既存からの分断を意図したSPLITTING。造形的なアプローチは相反するものです。常に、「進化を遂げていたい」と語る山口歴の信念、その魅力が凝縮された展示となりました。

 

 

関東大震災の復興建築として戦前、昭和初期に誕生した歴史的文化財ビル。90年の時を経て、新しい令和時代を代表するであろうアーティスト山口歴の最先端アートにより、見事にクールにアップデートされることとなりました。

 

辰野金吾、磯崎新の建築保存に深く関わり、その在り方を、永年考えてきた私共MUSEE GINZAにとって、アートとのコラボがいかに面白いかを改めてお見せする最高の機会となりました。9月半ばまでの2ヶ月間限りです。多くの方々にご覧いただきたく存じます。

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

 

2017年10月。ニューヨーク郊外ブロンクスにある山口歴のアトリエにて。完成したばかりの「SPLITTING HORIZON NO.3」。

 

 

MUSEEコレクション’19Q3 展示作家
メインギャラリーX: 山口 歴(新作2作品)
ギャラリーY: 山口 歴(常設13作品)、磯崎 新(常設)風倉 匠(常設)
エントランス〜通路: クリスチャン・アヴァ、宮脇愛子

 

MUSEE GINZA と交流、関わりの深い作家、国際的な活躍目覚ましい現役作家の作品を、
リニューアルしたMUSEE空間でご鑑賞ください。

※ご注意 本展での展示作品は、コレクションにつきすべて非売品となります。

 

 

MUSEE GINZA_MAP

MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldg. は、昭和7年竣工「中央区近代建築100選」選出の、戦前から銀座に残る希少なモダニズム建築です。 現在、ギャラリー空間、及び恒久展示コレクション(山口歴、ネオ・ダダ風倉匠)を一般公開しています。 併設するパルナスウィーンインテリアでは、19世紀末ウィーン分離派(セセッション)期のガラス器などをご紹介。どうぞお気軽にご来廊下さい。

また、MUSEE GINZAメインギャラリーXは、個展をはじめ、各種イベントなどでレンタル可能です。レトロ×ホワイトキューブをテーマに、1932年の竣工当時から存在する躯体床をダイヤモンド研磨。87年前のコンクリートが美しくロマンスグレーの光沢を放って甦りました。緊張感ある白壁と高演色の特殊照明、可動式壁を備え、現代アートが美しく展示できるホワイトキューブ空間です。銀座で最も古く、しかし最先端の流行を発信するエッジの効いた空間。記憶に残る展覧会・展示会・イベントでご活用ください。詳しくはこちら

 

営業時間:水〜日曜日 11:30〜17:30   休廊:月・火曜日
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング ACCESS
電話番号:03-6228-6694    メール:r@kawasaki-brand-design.com

 

MUSEE GINZA コレクション展示’19Q2 一般公開

 

 

東京・銀座の歴史的文化財・築90年の近代建築ビル[MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldg.]は、昭和7(1932)年、関東大震災の復興建築として誕生しました。東京空襲による戦災を逃れ、戦後、高度経済成長を遂げ、バブルを迎えた激動の「昭和」、不況と低成長に喘ぎつつも、IT革命とグローバル化で飛躍した「平成」〜そして…新しくスタートした「令和」と、90年の永きに亘り、銀座の歴史を見届けている希少な存在です。

 

この度、MUSEE GINZA のギャラリー空間が、装い新たにリニューアルしました。“レトロ×ホワイトキューブ”をテーマに、竣工当時の躯体床をダイヤモンド研磨。90年前のコンクリートが美しくロマンスグレーの光沢を放って甦りました。緊張感ある白壁と高演色の特殊照明、可動式壁を備え、現代アートを美しく展示できる空間となりました。

 

 

MUSEE GINZAでは、コレクションする現代アート作品を随時入れ替え、一般公開しています。令和元年、最初のコレクション展示’19Q2では、初夏を迎えるにふさわしい、パッションの効いた色彩豊かな作品、それと呼応し静寂さを感じられる作品17点を選定しました。

         

 

1960年代、前衛的なパフォーマンスで銀座を練り歩き「読売アンデパンダン」展への挑発行為などで大きな物議を生んだ、伝説の前衛美術集団「ネオ・ダダ」(ネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ)。その創設メンバーで、現在もニューヨークを拠点に、トレンドマークのモヒカン頭でボクシングペイントを現役で続けている、前衛アーティスト篠原有司男(1932-)、ネオ・ダダのオブザーバー、ブレーンとして活動を見守った建築家 磯崎新(1931-)、そしてMUSEE GINZA が長年応援してきた風倉匠(1936-2007)、3名を中心に、展示を構成しました。

また、国際的に目覚ましい活躍をされている現役作家であるフランシス真悟(1969-)、クリスチャン・アヴァ(1978-)は、昨年夏にセゾン現代美術館(軽井沢)にて開催された「レイヤーズ・オブ・ネイチャー その線を超えて」展で発表された2作品を展示。抽象表現の巨匠サム・フランシス(1923-1994)が80年代に残した版画とともに、時を超えた美しい表現の競演をお愉しみください。

 

 

 

MUSEEコレクション 展示作家
メインギャラリーX: 篠原 有司男、磯崎 新、宮脇 愛子、靉嘔、平下 英理、アドルフ・ロース
ギャラリーY: フランシス 真悟、風倉 匠(常設)、山口 歴(常設)
エントランス〜通路: サム・フランシス、クリスチャン・アヴァ、風倉 匠(常設)、鈴木 聖

 

MUSEE GINZA と交流、関わりの深い作家、国際的な活躍目覚ましい現役作家の作品を、
リニューアルしたMUSEE空間でご鑑賞ください。
(作品は、一部を除き、販売も行っています。詳しくは、スタッフまでお問い合わせください。)

PRESS BUTTER SAND 2周年記念 写真展「まっすぐ伝わる」
(空間貸与イベント・株式会社BAKE 様)

 

PRESS BUTTER SAND 2周年記念 
写真展「まっすぐ伝わる」

写真家・Yulia Skogoreva、Kohichi Ogasahara
2名による撮り下ろし作品と、公募写真の作品展。

WEB https://buttersand.com/
Instagram @puressbuttersand

展示の様子

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

 

 

空間貸与イベントにつき、
MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign 通常の運営は休止とさせていただきます。

建築見学、空間のご案内、電話での対応は、終日出来かねます。
お急ぎの方は、メール r@kawasaki-brand-design.com までお願い致します。

ご了承下さい。

遊 洋子 展「 線巣 Sense 」

開催趣旨

 

遊 洋子 は、瀬戸内海を望む山口県下松市を拠点に、永年精力的に活動する銅版画家です。
大型版画プレス機を備えたアトリエにて制作に従事し、独自の内面世界を精緻に描きます。
2015年より山口県立美術館にて銅版画技法によるインスタレーションを出品。

東京・銀座での本展では、初の水彩画を中心にした新作を展示致します。

 

 

「 線巣 Sense 」

 

感覚(Sense) は 線のように体内を這って

外へ伸びていくが、ぶち、ぶち、切れて 飛び散る。

それを集めて 巣を作る生物がいる。

その巣に 感覚の命を生むために。

                  遊 洋子

 

展覧会の様子

スライドショーには JavaScript が必要です。

 
本日2019/4/10(月)より、MUSEE GINZAでは、遊 洋子展「線巣Sense」がスタートしました。遊 洋子は、瀬戸内海を望む山口県下松市を拠点に、永年精力的に活動する銅版画家です。大型版画プレス機を備えたアトリエにて制作に従事し、独自の内面世界を精緻に描きます。2015年より山口県立美術館にて銅版画技法によるインスタレーションを出品。東京・銀座での本展では、作家初となる水彩画の新作11点を展示しました。例年にない寒さで、桜が残る4月中旬ですが、5日間限り、14日(日)までとなります。銀座にお出かけの際は、MUSEE GINZAまでお気軽にお立ち寄りください。 
 
 
ステートメント| 線巣 Sense
感覚(Sense) は 線のように体内を這って外へ伸びていくが、ぶち、ぶち、切れて 飛び散る。それを集めて 巣を作る生物がいる。その巣に 感覚の命を生むために。遊 洋子
 
遊 洋子 展「線巣 Sense」
【日時】2019年4月10日(水)〜4月14日(日)11時30分〜17時30分 ※初日14時から、最終日16時30分まで
【場所】MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign 東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング 【料金】入館無料 【Web】https://kawasaki-brand-design.com/exhibitions/

MUSEE GINZAリニューアル空間・コレクション展示’18Q3 一般公開

 

MUSEE GINZAでは、コレクションする現代アート作品を随時入れ替え、一般公開しています。11月より新たに サム・フランシス、フランシス真悟、クリスチャン・アヴァ 3作品の展示がスタート。セゾン現代美術館(軽井沢)にて今夏開催された「レイヤーズ・オブ・ネイチャー その線を超えて」展にて展示された作品が、銀座に揃いました。国際的に目覚ましい活躍をされている現役作家 フランシス真悟、クリスチャン・アヴァによる新作、そして抽象表現の巨匠サム・フランシスが80年代に残した版画。時を超えた美しい表現の競演をお愉しみください。

 

 

MUSEEコレクション 展示作家
メインギャラリーX: 磯崎 新、サム・フランシス、フランシス真悟、クリスチャン・アヴァ
ギャラリーY: 山口 歴、風倉 匠(ネオダダ)

MUSEE GINZA と交流、関わりの深い作家、国際的な活躍目覚ましい現役作家の作品を、
リニューアルしたばかりのMUSEE空間でご鑑賞ください。

 

MUSEE GINZA_MAP

MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldg. は、昭和7年竣工「中央区近代建築100選」選出の、戦前から銀座に残る希少なモダニズム建築です。 現在、ギャラリー空間、及び恒久展示コレクション(山口歴、ネオ・ダダ風倉匠)を一般公開しています。 併設するパルナスウィーンインテリアでは、19世紀末ウィーン分離派(セセッション)期のガラス器などをご紹介。どうぞお気軽にご来廊下さい。

また、MUSEE GINZAメインギャラリーXは、個展をはじめ、各種イベントなどでレンタル可能です。レトロ×ホワイトキューブをテーマに、1932年の竣工当時から存在する躯体床をダイヤモンド研磨。87年前のコンクリートが美しくロマンスグレーの光沢を放って甦りました。緊張感ある白壁と高演色の特殊照明、可動式壁を備え、現代アートが美しく展示できるホワイトキューブ空間です。銀座で最も古く、しかし最先端の流行を発信するエッジの効いた空間。記憶に残る展覧会・展示会・イベントでご活用ください。詳しくはこちら

 

営業時間:水〜日曜日 11:30〜17:30   休廊:月・火曜日
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング ACCESS
電話番号:03-6228-6694    メール:r@kawasaki-brand-design.com

 

空間貸与イベント「眞崎博子エッグデコパージュ展2018」


2018/11/3(金)~5(日)、MUSEE GINZAでは、空間貸与イベント「眞崎博子エッグデコパージュ展2018」開催します。福岡市で活動をされている眞崎博子さんの、銀座で初めての展示会となります。BIRTHと題して、卵に新しい生命を宿すお気持ちで創作した作品を公開します。歴史的文化財である銀座ビル1階・3階に、美しいエッグデコパージュが100作品、展示されます。入場無料ですので、どなた様もお気軽にお立ち寄りください。

美麗なるプラナカンビーズ刺繍の世界
〜世界最小ビーズで紡ぐ、プラナカン伝統文化〜

 

開催趣旨

 

プラナカンビーズ刺繍の素晴らしさをお伝えする展覧会を東京・銀座で開催します。

プラナカン文化は、16世紀頃、欧米列強の統治下にあったマレー半島に渡った中華系子孫たちが 貿易等で成功を収め、西洋と中国、東南アジアの文化風習が交ざり合い誕生した独特な文化です。 近年のシンガポール観光ブームで、現地プラナカン博物館には 多くの日本人が入場し、 その東西が融合した独特な文化の中で生まれた展示品や歴史は高く注目されています。

その豊潤で華やかなプラナカンの世界観が凝縮されたものの一つに、 世界最小のグラスビーズで精緻に刺繍されたプラナカンビーズシューズが挙げられます。 嫁入りを迎えたプラナカンの子女たちが、手刺繍を覚え、婚礼等の慶事で重用されました。 戦後、生活様式が変化し花嫁修業の意義が薄まり、担い手が減少。それでも、生活の楽しみとしてプラナカンビーズ刺繍をし、パーティーなどの 晴れの日に履く靴として、シンガポール、マレーシアでも今もなお愛され続けています。

生産が永年停止し、市場で見かけなくなった希少なビーズを収集、再生産をし、 プラナカンビーズ刺繍の伝統手法、モチーフを生かした作品づくりをし、 シンガポールを拠点に活動されている日本人女性・田中寛子さんと共催で、本展を開催します。 約30足を展示公開し、さらに1890年代に製作された、希少なアンティークコレクションなども特別展示します。

プラナカンビーズ刺繍に特化した展覧会としては、日本では初開催となります。 永い歴史、文化背景から生み出された、精緻で鮮やかなプラナカンビーズ刺繍の美しさ。 美麗なるプラナカンの世界に、皆さまを誘うことができましたら幸甚です。

 

主宰者紹介

 

田中 寛子 / PBS ATELIER 代表

2002年より、シンガポール在住。プラナカンビーズシューズの精緻さに感銘を受け、シンガポール、マレーシア、インドネシアの各地で本格的にプラナカンビーズ刺繍の伝統技法を学ぶ。シンガポール、東京で刺繍教室を展開するほか、シンガポール政府教育省の伝統工芸プログラム外部 講師として、現地高校生や台湾留学生に教えている。シンガポールプラナカン協会会員。

関連イベント

 

2018年4月25日(水)18時〜19時
ギャラリートーク「プラナカンビーズシューズの過去〜現在」
定員20名