開催中の「MUSEEexhibitions 銀座、次の100年のためのスタディ展」。銀座の都市景観を考える建築展。これまでの銀座の歴史を俯瞰し、未来(次の100年)の銀座を「MUSEEの可能性を引き出す」をテーマに考察検討=スタディする試みの展示で、連日多くのお客様にご来廊いただいております。
銀座たてもの展 実行委員会のご協力のもと、今週末よりギャラリートークイベントを閉廊後の時間、開催します。銀座の都市景観、建築デザインに関わって来られた素晴らしい方々をゲストに迎えます。銀座を深く知り、益々好きになれるはずです。各回定員20名となります。興味ある方は是非、事前にご予約ください。
第一弾のトークゲストは、銀座街づくり会議・銀座デザイン協議会 事務局長の 竹沢えり子氏

平成の銀座の街づくりに深く関わって来られ、著書『銀座にはなぜ超高層ビルがないのか』(平凡社新書)では、松坂屋跡地の森ビル主導の超高層計画をきっかけにした、銀座の結束、歴史に裏打ちされた「銀座らしさ」について丁寧に描かれています。

明治期、官主導で突如生まれた煉瓦街。幾度の火災、戦災で新陳代謝された、銀座を愛する商人が代々育んできた「銀座らしさ」・「銀座フィルター」という概念。その生まれた背景は実にドラマチックなものです。

それをベースにした平成の再開発は、困難の連続だったそうです。海外ブランドが立ち並ぶ銀座のイメージは、ごく最近のこと。GINZA SIXの開業を控え、現在進行型の銀座開発の現場で今、何が起きているのか、存分に語っていただきます。


参加費:500 円(謹製ミニMUSEEお土産付き)
※謹製ミニMUSEEは、建築家 山本展久による1/1000スケールの銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)の極小模型。展覧会場3階で公開する、真鍮版を駆使して制作した「銀座街区」に乗せて都市景観を考えるアイテムとなります。崖岩に見える黄金小石マグネット付。
定員:20名(要メールorフォーム申込・先着順)
http://kawasaki-brand-design.com/exhibitions/
特設ページ、中段の「応募フォーム」をご利用ください。