【イベント】精土Presents 信楽の陶・炎2015 in Ginza 展

GINZA-MUSEE(ミュゼ)-SEIDO-HONOO-2015

 

ごあいさつ

 

 私たち株式会社精土は、信楽の陶土メーカーです。信楽焼と信楽の陶芸作家・窯元の熱烈応援団として、「精」度の高い「土」創り に日々取り組んでおります。

 伝統と新しさが融合する実物大の現代信楽焼を紹介するため、「精土Presents 信楽の陶」を首都圏・都市部を中心に2015年より定期開催する運びとなりました。記念すべき第1回は、「炎2015」と題して、東京・銀座にて窯元「宗陶苑」を紹介する展覧会を開催します。

 窯元「宗陶苑」は、江戸時代に築窯され、現役では日本最大といわれる登り窯を持ち、伝統工芸士を数名有する、信楽焼を代表する窯元です。燃え盛る「炎」が演出する、信楽焼の特徴である緋色。茶器、花器を中心にした 焼き締め陶。歴史に裏付けられた伝統美。そして、今までにない息吹を感じられる新しい陶の世界。「炎」から生まれた信楽焼の魅力を、ご堪能ください。また、作品販売も行います。「用の美」として、日々のライフスタイルに、信楽焼を取り入れていただければ幸いです。

 この展覧会を足がかりに、次代を担う作家を発信し応援していけるステージになることを目標としております。皆様のご来場、心よりお待ち申し上げます。

 

                      株式会社精土
                      代表取締役 嶋田信彦

 

 

 

MUSEEX BIZ展

 

日本経済を躍動する企業が、ビジネスをアートとして表現し、銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)から世界に向けて発信する展覧会・展示会シリーズです。

 

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【イベント】中央区まるごとミュージアム2015 銀座の近代建築めぐり! Architecture GINZA(アルキテクトゥーラ・ギンザ)

marugoto2015

 

昨年の 銀座たてもの展実行員会による「NAKAGIN AIR 2014」 展に続き、
今年も「中央区まるごとミュージアム2015」に、銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)が参加することになりました。

今回は展覧会ではなく、一日限りのイベントで、建築史家による解説とともに、より専門的に建築の魅力に迫りながら、銀座1丁目から8丁目までをご案内します。各回予約制ですので、下記の申込先にてご応募ください。

 

architecture GINZA

ウィーン世紀末の逸脱 ー『ヴェル・サクルム創刊号』特別展示

ウィーン世紀末の逸脱2

開催趣旨

 

 今を遡ること100年以上。19世紀末、転換期を迎えたウィーンでは、アール・ヌーヴォーの流れを汲みながら、幾何学的、直線的、抽象的なデザインが創出されました。その優れたデザインは、グラフィックにとどまらず、家具、工芸品にも顕著に現れ、後のアール・デコに通じる価値観が醸成されました。

 今回は、世紀末ウィーンを語る上で欠かすことの出来ない「ウィーン分離派」機関誌《ヴェル・差クルム創刊号》を特別公開します。優れた芸術家たちが、その価値観を発信すべく、創り出した機関誌《ヴェル・サクルム》は「聖なる春」という意味で、既成の美術からの逸脱と革新を伝えた大変貴重な資料の一つです。芸術家コロマン・モーザー(1868-1918)による銀製シャーレとあわせて、色褪せることのない世紀末ウィーンの原点をご覧ください。

 

 

展覧会の様子

 

ウィーン世紀末の逸脱1「ウィーン世紀末の逸脱」展では、ウィーンで1898年に創刊された「ウィーン分離派」の機関紙『Ver Sacrum(ヴェル・サクルム)』(ラテン語で「聖なる春」の意味)を特別展示しています。

30cm正方の愛好家用のハードカバーで包まれた12ヶ月の冊子(約150頁)には、当時の芸術家による優れたグラフィック作品が散りばめられています。「ウィーン分離派」の運動が始まった当初、創刊号につき、従前のアール・ヌーヴォーのビジュアルが多数掲載されているのが特徴です。
 
美術史上の貴重な資料につき、欧州の工芸美術館ではガラス越しでの展示が通常ですが、本展覧会では(スタッフの手袋着用による頁めくりにて)直接ご覧頂くことが可能です。
 
あわせて、当時の芸術家コロマン・モーザー(1868-1918)による葉の文様が透かし彫りされた1905年頃の銀製シャーレも展示しています。モーザーのKMと共に、「ウィーン工房」の製作者ヨーゼフ・ヴァグナーのJWの刻印がされた、デザイン、技術の融合が際立つ見応えある工芸品です。
 
日本で唯一のウィーン世紀末に特化した専門店、パルナスウィーンインテリア監修の展覧会です。革新的なウィーン世紀末のデザインをご堪能くださいませ。