開催趣旨

 

銀座レトロギャラリーMUSEEでは、奈良在住の美術作家、たかはしなつき の新作展「はじまりの森」を2018/3/28~4/1 開催します。

たかはしなつきは、東京学芸大学・院で彫刻を専攻、2005年奈良に移住し、室生深野の森より、
自ら伐採した木々を使用した彫刻作品を発表しています。
2011年より「奈良・町家の芸術祭はならあと」に毎年出展し、これまでに約35軒の町家再生に関与。
初の銀座での個展である本展では、新作を中心に彫刻作品16点をご覧いただきます。
工芸の漆とは異なる、奈良県興福寺阿修羅像と同じ乾漆技法による木彫に、金箔を添えることで
命を吹き込む感覚を抱き、万人の人生に寄り添う作品に、ご注目ください。

 

※初日3/28(水)18時〜、ギャラリートーク「木彫制作と芸術祭企画、町家再生」を開催します。お気軽にご参加ください。

 

はじまりの森

 
都会から移り住んだ奈良は緑豊かな地だった。
成形された彫刻材を買うことに疑問を持ち始めていた時期、
裏手の森から拾ってきた倒木や、間伐材を使うことを思いついた。
向き合うと、木は自らの個性を語りはじめ、そこに命が宿っていること、
木との対話を通してこそ作品が生まれることを実感した。
森には多数の魂が棲み、再生を繰り返している。
 
今回の制作は、身近な森の存在からすべてが始まった。
森の中に人間がそっと入っていき、魂たちと融和したい、
元来、人とは切り離せないはずの自然との絆を取り戻したい。
そういう想いが湧きあがってきた。
 
木々の声に耳を澄まし、魂と対話しながら生まれてきた形。
そこに金箔を添え、命にさらなる光彩を与えた。 
 
                       たかはしなつき
 

作家紹介

 

たかはし なつき

奈良在住。奈良県東部に位置する室生深野の森より、自ら伐採した木々を使用した彫刻作品を発表。

東京学芸大学・院にて彫刻を専攻し、2005年より奈良に移住。2011年より「奈良・町家の芸術祭はならあと」に出展。
空き町屋を再生した空間に蘇らせた。2014年~事務局勤務、約35軒の町家再生に関与しながら制作を続ける。

工芸の漆とは異なる、奈良県 興福寺阿修羅像と同じ乾漆技法による木彫に取り組む。
金箔を添えることで、作品に命を吹き込む感覚を抱き、万人の人生に寄り添うアート作品を生み出せるよう日々制作している。

 

関連イベント

2018年3月28日(水)18時〜19時
ギャラリートーク「木彫制作と芸術祭企画、町家再生」
定員15名  当日参加可

 

作品リスト

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展覧会の様子

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本日2018/3/28(水)より、奈良在住の美術作家、たかはしなつき の新作展「はじまりの森」がスタートしました。

ヒノキ、クヌギ、カシ、桂など、奈良県にある室生深野の森より、作家自らで伐採した木々を使用した彫刻作品が、銀座レトロギャラリーMUSEEに揃いました。完成したばかりの新作を中心に木彫20点が、テーマである「はじまりの森」を演出しています。“まるで森が銀座にやってきたよう”と感想をお客さまからもいただいています。

作家 たかはしなつき は、東京学芸大学・院で彫刻を専攻、2005年奈良に移住。2011年より「奈良・町家の芸術祭はならあと」出展し、約35軒の町家再生に関与しながら制作されています。工芸の漆とは異なる、奈良県興福寺阿修羅像と同じ乾漆技法による木彫に、金箔を添えることで、命を吹き込む感覚を抱き、万人の人生に寄り添う作品にご注目ください。

本日2018/3/28(水)18時より、ギャラリートーク「木彫制作と芸術祭企画、町家再生」を開催。木々との対話で生まれた作品制作、アートによる観光、美しく蘇った町家の再生についてお話いただきます。お気軽にご参加ください。