MUSEE GINZA コレクション展示’19Q3 MEGURU YAMAGUCHI 新作 一般公開がスタートしました。

 

MUGURUYAMAGUCHI

 

東京・銀座の歴史的文化財・築90年の近代建築ビル[MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldg.]は、昭和7(1932)年、関東大震災の復興建築として誕生しました。東京空襲による戦災を逃れ、戦後、高度経済成長を遂げ、バブルを迎えた激動の「昭和」、不況と低成長に喘ぎつつも、IT革命とグローバル化で飛躍した「平成」〜そして…新しくスタートした「令和」と、90年の永きに亘り、銀座の歴史を見届けている希少な存在です。

 

この度、MUSEE GINZA のギャラリー空間が、装い新たにリニューアルしました。“レトロ×ホワイトキューブ”をテーマに、竣工当時の躯体床をダイヤモンド研磨。90年前のコンクリートが美しくロマンスグレーの光沢を放って甦りました。緊張感ある白壁と高演色の特殊照明、可動式壁を備え、現代アートを美しく展示できる空間となりました。

 

 

MUSEE GINZAでは、コレクションする現代アート作品を随時入れ替え、一般公開しています。今回のコレクション展示’19Q3では、ニューヨークで目覚ましいスピードで活躍中のアーティスト、山口歴(Meguru Yamaguchi)の新作2点を東京銀座で公開します。

         

2年前、2017年初夏、日本国内最多のコレクションとして 山口歴 の13作品をMUSEE GINZA にお迎えしました。これまでに、代表的なシリーズ「OUT OF BOUNDS」11作品、「SPLITTING HORIZON」2作品は、その後、常設として一般公開。光沢鮮やかに勢いある13作品の反響は大きく、観るものを圧倒してきました。

 

その間も、ニューヨーク郊外ブロンクスにあるアトリエで、山口歴は、全く新しいHORIZON(領域、経験)を産み出そうと果敢に挑戦を続け、その成果は、ISSEY MIYAKE、Audi、NIKE、UNIQLOとのコラボレーションで世界展開されることとなりました。www.meguruyamaguchi.com

 

そして、2019年夏、新たに新作2点がコレクションに加わることとなりました。第3弾シリーズ「SOUL FLIGHT NO.1」と国際的なアートフェアで展示された「SPLITTING HORIZON NO.3」。どちらも幅2.6mを超えるサイズで、まさに超大作の競演です。どちらも山口歴のアイコンとも言える「メグルブルー」が冴え渡りますが、弧を描き、飛行するかのようなSOUL〜と、既存からの分断を意図したSPLITTING。造形的なアプローチは相反するものです。常に、「進化を遂げていたい」と語る山口歴の信念、その魅力が凝縮された展示となりました。

 

 

関東大震災の復興建築として戦前、昭和初期に誕生した歴史的文化財ビル。90年の時を経て、新しい令和時代を代表するであろうアーティスト山口歴の最先端アートにより、見事にクールにアップデートされることとなりました。

 

辰野金吾、磯崎新の建築保存に深く関わり、その在り方を、永年考えてきた私共MUSEE GINZAにとって、アートとのコラボがいかに面白いかを改めてお見せする最高の機会となりました。9月半ばまでの2ヶ月間限りです。多くの方々にご覧いただきたく存じます。

 

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MUSEEコレクション’19Q3 展示作家
メインギャラリーX: 山口 歴(新作2作品)
ギャラリーY: 山口 歴(常設13作品)、磯崎 新(常設)風倉 匠(常設)
エントランス〜通路: クリスチャン・アヴァ、宮脇愛子

 

MUSEE GINZA と交流、関わりの深い作家、国際的な活躍目覚ましい現役作家の作品を、
リニューアルしたMUSEE空間でご鑑賞ください。

※ご注意 本展での展示作品は、コレクションにつきすべて非売品となります。

 

 

MUSEE GINZA_MAP

MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldg. は、昭和7年竣工「中央区近代建築100選」選出の、戦前から銀座に残る希少なモダニズム建築です。 現在、ギャラリー空間、及び恒久展示コレクション(山口歴、ネオ・ダダ風倉匠)を一般公開しています。 併設するパルナスウィーンインテリアでは、19世紀末ウィーン分離派(セセッション)期のガラス器などをご紹介。どうぞお気軽にご来廊下さい。

また、MUSEE GINZAメインギャラリーXは、個展をはじめ、各種イベントなどでレンタル可能です。レトロ×ホワイトキューブをテーマに、1932年の竣工当時から存在する躯体床をダイヤモンド研磨。87年前のコンクリートが美しくロマンスグレーの光沢を放って甦りました。緊張感ある白壁と高演色の特殊照明、可動式壁を備え、現代アートが美しく展示できるホワイトキューブ空間です。銀座で最も古く、しかし最先端の流行を発信するエッジの効いた空間。記憶に残る展覧会・展示会・イベントでご活用ください。詳しくはこちら

 

営業時間:水〜日曜日 11:30〜17:30   休廊:月・火曜日  金〜日 13:30〜15:00(アポイント優先)
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング ACCESS
電話番号:03-6228-6694    メール:r@kawasaki-brand-design.com

 

PRESS BUTTER SAND 2周年記念 写真展「まっすぐ伝わる」のお知らせ

 

PRESS BUTTER SAND 2周年記念 
写真展「まっすぐ伝わる」

写真家・Yulia Skogoreva、Kohichi Ogasahara
2名による撮り下ろし作品と、公募写真の作品展。

WEB https://buttersand.com/
Instagram @puressbuttersand

 

 

 

 

空間貸与イベントにつき、
MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign 通常の運営は休止とさせていただきます。

建築見学、空間のご案内、電話での対応は、終日出来かねます。
お急ぎの方は、メール r@kawasaki-brand-design.com までお願い致します。

ご了承下さい。

遊 洋子展「線巣Sense」がスタートしました。

スライドショーには JavaScript が必要です。

 
本日2019/4/10(月)より、MUSEE GINZAでは、遊 洋子展「線巣Sense」がスタートしました。遊 洋子は、瀬戸内海を望む山口県下松市を拠点に、永年精力的に活動する銅版画家です。大型版画プレス機を備えたアトリエにて制作に従事し、独自の内面世界を精緻に描きます。2015年より山口県立美術館にて銅版画技法によるインスタレーションを出品。東京・銀座での本展では、作家初となる水彩画の新作11点を展示しました。例年にない寒さで、桜が残る4月中旬ですが、5日間限り、14日(日)までとなります。銀座にお出かけの際は、MUSEE GINZAまでお気軽にお立ち寄りください。 
 
 
ステートメント| 線巣 Sense
感覚(Sense) は 線のように体内を這って外へ伸びていくが、ぶち、ぶち、切れて 飛び散る。それを集めて 巣を作る生物がいる。その巣に 感覚の命を生むために。遊 洋子
 
遊 洋子 展「線巣 Sense」
【日時】2019年4月10日(水)〜4月14日(日)11時30分〜17時30分 ※初日14時から、最終日16時30分まで
【場所】MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign 東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング 【料金】入館無料 【Web】https://kawasaki-brand-design.com/exhibitions/

2019/4/10〜14開催 遊洋子展「 線巣Sense 」のお知らせ

開催趣旨

 

遊 洋子 は、瀬戸内海を望む山口県下松市を拠点に、永年精力的に活動する銅版画家です。
大型版画プレス機を備えたアトリエにて制作に従事し、独自の内面世界を精緻に描きます。
2015年より山口県立美術館にて銅版画技法によるインスタレーションを出品。

東京・銀座での本展では、初の水彩画を中心にした新作を展示致します。

 

 

「 線巣 Sense 」

 

感覚(Sense) は 線のように体内を這って

外へ伸びていくが、ぶち、ぶち、切れて 飛び散る。

それを集めて 巣を作る生物がいる。

その巣に 感覚の命を生むために。

                  遊 洋子

 

 

MUSEE GINZA 企画展「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」は終了しました。

本日2019/3/17(日)をもって、MUSEE GINZA 企画展「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」は終了しました。

2月初旬からの会期中は、寒い時期でしたが、建築やアート関係の方はもちろん、英国や舞台・劇場がお好きな方と、銀座ビルに400名を超えるお客様にご来廊いただきました。改めてここに感謝申し上げます。【作品をご購入いただいたお客様には、来週末にお届け予定です。しばらくお待ちください。】

なお、2019/3/21(木・春分の日)は、メンテナンスのため、臨時休廊とさせていただきます。ご了承ください。

「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」展、大盛況です。

MUSEE GINZA(銀座1-20-17)で現在開催中の「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」展。

朝日新聞夕刊・銀座経済新聞(yahoo!ニュース)・中央FM などでも紹介いただき、連日、途絶えることなく多くのお客様にご来廊いただいています。

本展は、ロンドン・ウエストエンドで花開いた英国劇場建築の美しさ・歴史軸に焦点を当てています。地図制作を手がけた出版会社WILKINSON PUBLISHINGが、1834年出版した古書文献から抜粋した銅板画ビジュアルを公開しています。

会期も折り返しをむかえ、2/28時点でお求め可能な作品(額装前のものを含む)をご紹介します。ご希望の方はお早めにお申し付け下さい。お電話【03-6228-6694 水〜日11:30-17:30 】でも承っております。お待ちしております。

MUSEE GINZA 企画展
「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」
【日時】2019年2月6日(水)〜3月17日(日)11時30分〜17時30分 ※月・火曜日は休廊
【場所】MUSEE GINZA 中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング

旅行読売 臨時増刊「昭和の東京さんぽ」(旅行読売出版社 2019年2月26日発行)にて、MUSEE GINZA を紹介いただきました。

旅行読売 臨時増刊「昭和の東京さんぽ」(旅行読売出版社 2019年2月26日発行)にて、MUSEE GINZA を紹介いただきました。

https://www.ryokoyomiuri.co.jp/mook/post-50.html

現在放送中のNHK大河ドラマ「いだてん」では、前回の東京オリンピック当時の映像がVFXで再現されていますが、こちらの誌面は貴重なモノクローム写真をベースに東京各地を紹介されています。

「東京さんぽ」というタイトル通り、昔の面影を残す建築やモニュメントを探しながら、地図&モデルコース入りで分かりやすく歩いて回ることができます。

全国の書店で3月より発売されます。ぜひ東京の街歩き、観光のお供に一冊お求めください。

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MUSEE GINZA 企画展「英国劇場建築の世界」
The world of British Theater Architecture がスタートしました。

 

MUSEE GINZA 企画展「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」がスタートしました。

本展は、ロンドン・ウエストエンドで花開いた英国劇場建築の美しさ・歴史軸に焦点を当て、地図制作を手がけたRobert Wilkinson (1768-1825)の出版会社WILKINSON PUBLISHINGが1834年に出版した古書文献から抜粋したビジュアル16点を公開しています。

ウエストエンド初の劇場であるTheatre Royalと、そのロンドン大火での焼失を伝える資料、偉人と称される建築家クリストファー・レン設計により新築されたDrury Lane王立劇場…。一連の流れを読み解きます。

現存する劇場は、後期ヴィクトリア様式、エドワーディアン様式が多く、質実剛健。ギリシャや古代ローマといった正統派への回帰をめざした新古典主義(クラシック・リバイバル)のファサード、ヴォールトが美しいロマネスク様式なども登場し、演目に勝るとも劣らない華やかさ、細部まで趣向を凝らした意匠デザインと装飾が展開されています。

英国の伝統、気品とエンターテイメントの原点である、壮大なパースペクティブが描かれた劇場建築の世界をお楽しみください。

 

MUSEE GINZA 企画展
英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture
【日時】2019年2月6日(水)〜3月17日(日)
 11時30分〜17時30分 ※月・火曜日は休廊
【料金】入館無料
【場所】MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign
 東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング

 

各メディアでの紹介

朝日新聞夕刊 2019.2.5

 

 

銀座経済新聞 2019.2.5配信 銀座で「英国劇場建築の世界」展 「建築オタク」のオーナーが集めた図版16点

 

 

 

 

 

美術手帖 Web版 2019.2.5配信
デザイン情報サイト[JDN]2019.1.28配信
TokyoArtBeat 2019.1.30配信

 

展示作品(詳細)

地図制作を手がけたRobert Wilkinson (1768-1825)の出版会社WILKINSON PUBLISHINGによる 1834年出版の古書文献より
Drury Lane劇場 大火での焼失、1791年解体前の姿を描く
・Wise William (彫刻家 1823-1876) ※ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ所蔵作家  
・William Capon (アーティスト 1757-1827)

【日本初採用】英国ロンドン地下鉄駅の階段建材(Stair Nosings)をMUSEEGINZAに施工することになりました。

この度、MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesignBldgは、【日本初採用】英国ロンドン地下鉄駅の階段金属建材(Stair Nosings)を導入することになりました。

昭和7年(1932)竣工、銀座にある近代建築[MUSEE GINZA]ビル・リニューアル改修の最終工程となります。ビル3階、屋上までのステップ数は31段あります。87年の永き使用に伴うコンクリートの経年劣化、摩耗による踏面の傾きのため、安全確保が急務となっており、最適な部材・施工方法を検討して参りました。

 

MUSEE代表の川崎が、自らニューヨーク・シカゴ・パリ・イスタンブール…と古い建築が多い都市の公共空間を訪ね歩き、昨年夏、ロンドン地下鉄で真鍮製で光輝く素晴らしい建材と出会いました。AATi社(https://www.aati.co.uk)半年間もの交渉を重ね、この度、特別に MUSEE GINZA のために31本の金属建材(Stair Nosings)を製造してもらえることになりました。特注の金物は、耐久性や美観の観点から、シルバー色のアルミ製を選択。ロンドン地下鉄と同じ意匠の建材が31本、サイズ、穴位置・口径を細かく指定して製造されました。すべり止めのため、砂状の異種素材が表面を覆い、鋳造されたもので、使用するとともに美しく研磨され、光り輝きます。

 

ロンドンから鉄道で2時間、エセックス州Braintree郊外にある工場まで出向き、品質をチェック。英国以外では、アメリカや中東、香港で採用された以外には事例がほとんどないとのこと。「年始早々、わざわざ日本から乗り込むとは!こんなクライアント初めてだ」とAATi社のCharles Monk氏に、感激をもって迎えられました。

 

氏によると、25年ほど前、リバプールストリート駅の構内で採用されたことを契機に、ロンドン地下鉄とのコラボレーションがスタート。現在は、改修が進まない箇所を除いて、ほとんどの駅でAATi社の製品が採用され、その特徴的なデザインは、意匠権を取得したオリジナル。美観と耐久性から、高く評価されているそうです。

 

 

ロンドン地下鉄駅以外にも、
●バッキンガム宮殿のエリザベス女王による「Jubilee Plaque」
●ピカデリーサーカス界隈にあるエンターテイメントの殿堂「London Trocadero」
●《極度乾燥(しなさい)》の面白フレーズで有名な「Superdry.」リージェントストリート本店
●質の高い美術展も開催する国立美術学校「Royal Academy of Arts」
●世界文化遺産、テムズ川岸辺に建てられた城砦「ロンドン塔」
など、歴史的な名所を含むさまざまな場所でも採用されています。

 

MUSEE GINZA用の特注部材31本は、重量が43kgもありましたが、一本ずつ丁寧に梱包されたものをカートにくくりつけ、手荷物として移動。鉄道や地下鉄を乗り継ぎ、ヒースロー空港よりイスタンブール経由で空輸しました。

 

 

2019/1月末に銀座での取り付け施工を完了する予定です。

 

2/6(水)スタートのMUSEEGINZA企画展「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」で、新しくなった階段を初お披露目致します。実際にロンドン劇場でも採用されている建材でもあります。英国建築つながりで、MUSEEGINZAの階段にもご注目ください。

MUSEE GINZA 企画展
英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture 開催のお知らせ

2019年2月〜3月、MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign では、企画展「英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture」を開催します。

2016年「アール・デコの時代 古写真で垣間見る1920-30」、2017年「ギュスターブ・ドレの『神曲』」に続く、クラシカルシリーズの第3弾となるMUSEE企画展です。18世紀初頭〜19世紀に発刊された建築古書から、至極の英国劇場建築ビジュアルをご覧頂きます。どうぞご期待ください。

 

MUSEE GINZA 企画展
英国劇場建築の世界 The world of British Theater Architecture

【日時】2019年2月6日(水)〜3月17日(日)
    11時30分〜17時30分 ※月・火曜日は休廊
【料金】入館無料
【場所】MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign
    東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング