Blog最新情報ブログ アート探求!MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign

感性を研ぎ澄ます。審美眼を磨く。
MUSEE GINZA が日々出会うアートに焦点を当てたブログです。

MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign では、現代を生きる美術作家の新しい価値観を紹介しています。
新作の制作、展覧会の開催までは、アートを探求した試行錯誤やドラマがあります。

MUSEE GINZA は日々、そうした創作の現場に立会い、企画からキュレーションをしています。
展覧会の様子をお伝えするとともに、感性を刺激するアートを追い求め、
審美眼を磨く機会を共有したいと考えています。

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We, MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign constantly refine our sensibilities. To improve your aesthetic sense and selection skills, you need a mind that is always investigating design. Of course, this includes art museum exhibitions, but there is also a lot of hidden design in architecture, nature, and daily life. In this blog, this gallery representative focuses on encounters with design in everyday life.

2024/08/09

臨時休廊 2024/10/13(日)のお知らせ。

 

 

MUSEE GINZA _KawasakiBrandDesignは、誠に勝手ながら2024/10/13(日)を休廊とさせていただきます。

 

2024/06/03

東京建築祭、2日間で1662名ご来場、大盛況で終了しました。

東京建築祭(2024/5/25-26)は、おかげ様で終了しました。5/25は759名、5/26は903名と合計1662名のお客様にMUSEEGINZA、旧宮脇ビルの特別公開にご来場賜りました。
 
写真は、初日の午後の様子です。想定外!の大行列で、御歳93歳、古参ビルの周りが凄いことになりました。長蛇の列が、京橋公園まで続き、1時間待ちの大盛況となりました。
 
想定外の反響があったため、細かな展示の内覧、丁寧なご案内ができませんでした。申し訳ありません。↓リンクにて、補完いただけますと幸いです。
 
 
東京建築祭のパンフレット
 

スライドショーには JavaScript が必要です。

東京の名建築をジャックする初開催のイベント、その原動力はボランティアの皆さんでした。連日サポートいただきありがとうございました!僅か2日間に1662名にお越しいただきました。(普通だととっくの昔に引退していても良い)古参ビルにはショッキングな2日間だったと思います。
 
建築祭の実行委員長の倉方俊輔先生にもご来場いただき、是非次回も!とお声掛けいただきましたので、また次にも繋げていければと思っています。建築保存をしている中で、大きなモチベーションをいただくことができました。この度はありがとうございました。

2024/05/21

東京建築祭、キックオフイベント@三越劇場に招待いただきました。

東京建築祭24/5/25-26のキックオフイベント@三越劇場に招待いただきました。

三越劇場は、1927年、世界的にも珍しい百貨店の内部に存在する劇場(インサイドシアター)として完成。アールヌーヴォー、アールデコ意匠の艶やかで華麗な装飾に包まれた内装空間は、2016年日本橋三越本店本館が国の重要文化財指定された際にも高く評価されたそうです。

三越劇場副支配人、齊木由多加さんが登場。三越と日本橋のシンボルである獅子像が2体が、ここにもいました。翼の生えた寓話的なスタイルで、舞台を取り囲む額縁の左右に装飾として収まっていました。三越劇場が持つ建築的価値や、先人たちから引き継いだ空間を大切にしている意匠や装飾を紹介されました。

ゲストとして、建築家の藤本壮介さん、JINSのCEO田中仁さんが登壇され、同祭の実行委員長、建築史家の倉方俊輔さんが初開催となる東京建築祭への熱い想いを語られました。最後には、ボランティアや我々公開当事者ら全員と記念撮影。MUSEE GINZA含む都内の近代建築、現代建築の18箇所が特別公開されます。

 

スライドショーには JavaScript が必要です。

 

2024/04/29

東京建築祭(24/5/25-26)参加決定。「銀座歴史資料 -品格ある銀座-流儀と矜持その誕生を紐解く絵葉書」展を開催します。

いよいよGWが始まりました。いかがお過ごしでしょうか。MUSEE GINZAでは、5/25-26の東京建築祭への参加に合わせて、 「銀座歴史資料 -品格ある銀座-流儀と矜持その誕生を紐解く絵葉書」展を開催することになりました。17年に公開した展示の再構成となります。ぜひ多くの皆様に銀座の建築史をお楽しみいただければと思います。
 
【日時】2024年5月24日〜6月30日の(金・土・日)13:30-15:00 ※週末の18日間 開催
【場所】MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign 東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング
【料金】入館無料
【関連イベント】東京建築祭 特別公開 2024年5月25日-26日10:00〜17:00
【開催趣旨】
「東京の多彩な建築を体験し、楽しむ。 つくるひと、使うひと、守り継ぐひと-さまざまな思いに触れ、建築が身近になる。」というコンセプトで東京で初めて開催される大規模な都市建築公開イベント「東京建築祭」が、2024年5月開催されることが決定しました。新たな視点として、現代に息づくひとにもフォーカスを当て、世界的な名建築があふれる都市・東京のまちを発見する祭典です。
MUSEE GINZAは、東京建築祭のコンセプト・社会的意義に賛同し、この度参加させていただく運びとなりました。建築の公開に加え、良い機会ですので、(2017年当社100周年記念展で好評だった展示を再構成した)銀座の都市空間と建築史を紹介する企画展を開催します。
関東大震災の復興建築として竣工し、東京空襲を生き延び、92年の永きに亘り銀座の街を見つめてきた川崎ブランドデザインビルヂング(旧宮脇ビル)。老朽化で解体が決定していましたが、2013 年当社が取得、保存する判断を下しMUSEE GINZAギャラリーを開廊し早いもので11年が経ちました。
昭和通りは、関東大震災後に後藤新平による都市計画で、フランス・パリを参考に新たに整備されました。当ビルはその昭和通りに面する角地に、竣工された日本で最初期のコンクリート造民間事務所ビルヂングの一つです。鉄筋コンクリート造の黎明期における木床との複合構造、スクラッチタイルの変種、加飾タイルの美しい外観、銀座の商業建築ビルの先駆けとして評価され、現在は重要文化財登録に向けて中央区と準備を進めています。
銀座は、単に高級ブランド店がひしめく商業繁華街ではなく、明治期から令和の現代に連綿と続く品格があふれる街です。その流儀と矜持は、銀座で商売を続けてきた商人たちが研鑽し、守り抜き、ときに大胆にアップデートしてきました。商人たちの売場、母屋である商店建築、店舗デザインに結実し、銀座の空間を形作っています。
歴史に裏打ちされた銀座の都市空間の魅力を、各時代ごとの建築、都市空間のありのままと映し出した古い絵葉書(パネル37枚、解説文、新収集された30枚)を使いご紹介します。

品格ある銀座「流儀と挟持」その誕生を紐解く絵葉書展 MUSEEGINZA 川崎ブランドデザイン代表 川崎力宏 展示企画・構成

2023/11/28

MUSEE GINZA企画展 ーファセッテイングー 村上貴一 建築展 開催のお知らせ。

2023年12月、MUSEE GINZA久しぶりとなる企画展「―ファセッテイング―  村上貴一 建築展」を開催します。

関東大震災の復興建築として竣工し、東京空襲を生き延び、91年の永きに亘り銀座の街を見つめてきた川崎ブランドデザインビルヂング(旧五十鈴商会)。老朽化で解体が決定していましたが、2013 年当社が取得、保存する判断を下しMUSEE GINZAギャラリーを開廊し早いもので10年が経ちました。

鉄筋コンクリート造の黎明期における木床との複合構造、スクラッチタイルの変種、加飾タイルの美しい外観、銀座の商業建築ビルの先駆けとして評価され、現在は国の有形文化財登録に向けて中央区と準備を進めています。

2023年12月、MUSEE GINZAの新施設となるアートコンテナを、千葉県南房総市に新築しました。銀座ギャラリーのアネックスとして、現代アート作品の保管を中心に、プライベート展示、取引の場として活用する斬新なファサードの現代建築となりました。本展では、試行錯誤を経て実現したアートコンテナのプロジェクトを初公開します。

 

MUSEE GINZA企画展 ―ファセッテイング― 村上貴一 建築展 

【日時】2023年12月1日〜24日の(金・土・日)13:30-16:00 ※週末12日間の開催
【場所】MUSEE GINZA_KawasakiBrandDesign 東京都中央区銀座1-20-17川崎ブランドデザインビルヂング【料金】入館無料【関連イベント】2023/12/2(土)15:00~15:30 ギャラリートーク「対談 村上貴一 × 川崎力宏」定員 10 名

 

2023/01/13

本の森ちゅうおう(東京都中央区)にてMUSEEGINZA建築保存のVTR上映されます。

本の森ちゅうおう外観(中央区ホームページより)

2022年12月4日に新しく開館した図書館・資料館「本の森ちゅうおう」(東京都中央区新富一丁目13番14号)。そのオープニングイベントの一環として、中央区近代建築100選の紹介動画の上映が決まりました。MUSEEGINZAも、2017年に取材を受けており、動画のラインナップとして、上映されることになりました。

会期:2023/1/16(月)~20(金)
会場:本の森ちゅうおう(東京都中央区新富一丁目13番14号) 1階 多目的ホール
 ※合計10作品程度の上映とのことです。

2022/12/27

年末年始 休廊 【12/30-1/1】【1/6-8】 のお知らせ

 

 

MUSEE GINZA _KawasakiBrandDesign、は、誠に勝手ながら下記の日程で、休廊とさせていただきます。

 

 

 年末年始 休廊:
     2022/12/30、12/31、
  2023/1/1、1/6、1/7、1/8

2022/03/16

明治大学ホームページにて 代表川崎力宏が紹介されました。

明治大学政治経済学部、卒業生ページにて、
弊社(川崎ブランドデザイン有限会社)代表取締役 川崎力宏が掲載されました。

明治大学
政治経済学部の卒業生 川崎ブランドデザイン有限会社 代表取締役 川崎力宏さん(2007年卒業)

2022/01/17

【山梨県北杜市】COROLLA CROSS Presents Meguru Yamaguchi Special Exhibition 開催のお知らせ

MUSEEGINZA(川崎ブランドデザイン)が所蔵するアートコレクションを、中村キース・へリング美術館などの施設で有名な小淵沢アートヴィレッジにある、ホテルキーフォレスト北杜(山梨県北杜市)に貸与し、一般公開が始まりましたので、お知らせ致します。

UNIQLOやOakleyなど世界的なブランドとのコラボでも話題になった山口歴さんは、NYブルックリンを拠点にダイナミックなブラッシュストローク表現に挑むアーティストです。MUSEEGINZAは、注目されはじめた初期の作品を多数所有し、これまで弊社の銀座ビルにて、作品を公開し、応援して参りました。

今年2021年は、蔦屋銀座(GINZA SIX)での大規模な個展も開催され、もはや現代日本を代表するアーティストの一人となりました。この度、トヨタ自動車「COROLLA CROSS」のプロモーションで起用され、ビビットな色彩のビジュアルが渋谷駅を占拠。また店頭プロモーションが全国各地の販売店でも展開されています。その一環で、今回のホテルキーフォレスト北杜(山梨県北杜市)での特別展示が決定し、以下の7作品を、2022年2月までの3ヶ月間、貸与致しました。

 OUT OF BOUNDS NO. 1
 OUT OF BOUNDS NO. 11
 OUT OF BOUNDS NO. 12
 OUT OF BOUNDS NO. 19
 OUT OF BOUNDS NO. 22
 OUT OF BOUNDS NO. 108
 SPLITTING HORIZON NO. 2

建築家・北川原温氏による縄文文化にインスパイアされた設計思想を持つコンクリートのエッジの効いた造形美ある空間に、山口歴さんのエネルギッシュなアート作品がインスタレーションのように展開されました。2022/2/6までの限定公開となります。他では体感できない特別な展示ですので、ご注目ください。

 

 

以下、ホテルのサイトより転載です。詳細は、ホテルキーフォレスト北杜(山梨県北杜市)までお問い合わせください。

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2021年11月6日(土)より2022年2月6日(日)まで、ホテルキーフォレスト北杜館内において「COROLLA CROSS Presents Meguru Yamaguchi Special Exhibition 」を開催いたします。

本展では、TOYOTAの「カローラクロス」のCMグラフィックを担当し、国際的に活躍する現代アーティスト山口歴の貴重な初期作品を含む作品7点を1Fラウンジ・カフェ&バーを中心に展示いたします。代表的作品群《OUT OF BOUNDS》や ウィスキーサルーンへ続く広い壁面に展示された作品《SPLITTING HORIZON NO.2》は躍動感と圧倒的な存在感を放ち、ホテルの前衛的な建築と融合しています。自然・建築と響き合う山口歴の世界をぜひご体感ください。

会期中には山口歴をイメージしたカクテルのリリース、ホテルの窓を作品にて包み込み、さらにホテルの建築と山口歴の作品が融合するプランを展開する予定です。引き続き公式HPおよび公式Instagramでのお知らせにご注目ください。

最後になりましたが、本展開催に向けご賛同・ご協力賜りました関係者の皆様、貴重な作品の出品をご承諾いただいた現代アートコレクター川崎力宏氏(川崎ブランドデザイン MUSEEGINZA)のご厚意に深く感謝申し上げます。

 

<ご宿泊以外のお客様へ>
ご宿泊にならないお客様も会期中展示をご鑑賞いただけます。

一般公開時間:11:00-17:00
・感染症対策のため、フロントにて受付をお願いしております。
・作品にはお手を触れないようご注意ください
・小さなお子様は手を繋いでください
・宿泊施設でございますので、大きな声でのお話はご遠慮ください。
・2階、3階はプライベートエリアのためご宿泊ゲストのみ鑑賞可能となります。
・8名以上の場合はご入館をお待ちいただくことがございます。

 

-山口 歴
1984年生まれ。東京都渋谷区出身。2007年に渡米し、現在はニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動している現代アーティスト。
絵画表現における基本的要素「筆跡/ブラシストローク」の持つ可能性を追究した様々な作品群を展開。代表的作品群”OUT OF BOUNDS”では「固定概念・ルール・国境・境界線の越境、絵画の拡張」というコンセプトのもと、筆跡範囲を制限してしまうキャンバスの使用を止め、筆跡の形状自体をそのまま実体化する独自の手法によって、ダイナミックで立体的な作品を制作し続けている。

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ホテルキーフォレスト北杜「COROLLA CROSS Presents Meguru Yamaguchi Special Exhibition 」展示の様子

2021/11/20-21、2022/1/13-14撮影

スライドショーには JavaScript が必要です。

2021/07/20

新橋駅前の再開発メンバーとして、協議会の総会に参加しました。

 

 

弊社(川崎ブランドデザイン)が、地権者として参画している、新橋駅前東口地区再開発協議会の通常総会に出席しました。

 

新橋〜汐留の再開発プロジェクト。三井不動産が主幹事で動いていますが、今年は日建設計が関わることが決定されました。2022年春の準備組合設立に向けて動き始めています。

 

新橋駅東口地区再開発協議会

 

MUSEE GINZA代表 川崎力宏(2ページ目 意見交換の様子)は、若い世代の意見として、「JR東日本をも巻き込み、赤レンガの辰野金吾による、旧新橋駅舎を完全再現する。その位、シンボリックなものを東口に据えなければ、汐留口の印象は変わらず、街のリブランディングにはならず、単なるビルの建て替えで終わってしまう」と私見、アイデアを言わせて貰いました。辰野金吾建築を保存した社歴を鑑みてのことです。

 

 

大成建設から出向という協議会事務局メンバーとは、顔なじみの仲。弊社所有のMUSEE GINZA 銀座ビルにもお越しいただき、街創りのヒントになればと、保存の様子などを見ていただきました。

 

新橋再開発テーマは、東京のイーストゲート。銀座へのエントランスとして、CGビジュアルでは貫通ゲートが描かれ、全会一致で三井不動産が採択されています。

 

 

東京の東エリア(高輪ゲートウェイ、田町、浜松町、新橋、日比谷、八重洲、日本橋)と、これから大変革が起こる予感がします。コロナ渦で東京五輪は盛り上がりが欠け残念ですが、その先を見据えて、大きく変貌を遂げるTOKYOに期待いたしましょう。

 

辰野金吾による設計の、今はなき「烏森駅」。1910(明治43)年開業。
東京駅、万世橋駅(現mAAchマーチエキュート)と並んで、赤煉瓦駅の3兄弟と呼ばれたそう。JR東日本やJR東海さんにも積極的に参画いただき、鉄道駅=新橋のイメージを、歴史と格式ある建築の力を持って具現化いただきたいものです。

三井不動産による新橋東口再開発、ボリュームをイメージしたCG。【まだ正式に都市計画として決定したものではないため、モザイクを入れています。】銀座中央通りへの玄関口として、大胆にも遊歩トンネルが設けられており、2020年に全会一致で採決されました。