2013年 9月25日(水) 14時~19時 26日(木)~28日(土) 11時~19時 29日(日) 11時~17時
銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)1階ギャラリーA

牧 紀子 天然石ジュエリー作品展
「Night and Day」
同じ銀座一丁目でアトリエを構え創作され、ギャラリーの開廊を心待ちにされてきた牧紀子さん。天然石を使い、繊細で華やかな作品の数々。一つずつにストーリーが展開されています。—Night and Day 幾つもの夜を、日々を重ねることで生まれる美しさが感じられる作品をお楽しみください。
(左上から時計回りに)
1.銀座の柳 (カイヤナイト・シトリン・チェコガラスビーズ)ネックレス、ピアス
2. 月光値千金 (アバロンシェル・ゴールドフィルド)
3. 春のつぼみ「風立ちぬ」より (インカローズ・ゴールドフィルド)
4. Night and Day (白蝶貝・カットガラズビーズ)ネックレス、ピアス
5. 木挽の歌 (ウッド・水晶・ラピスラズリ) ネックレス、ピアス
6. La Violetera「街の灯」より (アメジスト・水晶・淡水真珠)ネックレス、ブレスレット、ピアス
7. オリンポスの果実 (水晶・シトリン・アクアマリン・アメジスト)
8. 銀座 清流のまち (ミルキーブルークォーツ・スワロフスキー・水晶・グリーンアメジスト)
作家 牧 紀子 さんからのメッセージ(オフィシャルブログ songsforthejetset より)
銀座一丁目、昭和通り沿いに建つ素敵なビルが、ギャラリーに生まれ変わりました。1932年(昭和7年)に建設された、近代建築のビルです。このビルの建設当時の日本や海外の文化、ビルが見つめてきた銀座の街などをテーマに、作品を制作したいと思いました。ちょうど今年、「華麗なるギャツビー」や「風立ちぬ」など、その頃の時代を描いた大好きな映画が封切られたり、もともとわたしも好きな時代ということもあって、楽しみながら作品を制作しました。
2と3の作品は、「風立ちぬ」のヒロイン・菜穂子さんがつけていたネックレスのイメージでつくったものです。(ご覧になった方、分かりますでしょうか?)タイトルの「Night and Day」は、大好きなコール・ポーターの曲から。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのミュージカル映画、「コンチネンタル」の中で歌われたこの曲が作られたのが、1932年でした。
たくさんの文化が花開いた時代。自分もその時代を生きているようで、ドキドキしながら作品を制作しました。お近くにお越しの際にはぜひお立ち寄りくださいませ。

ギャラリーのショーケース。通行される多くの方が、思わず覗いてしまう作品の数々が展示されています。

ギャラリーの白い壁に展示された牧さんの作品。テーマとその作品に込めた想いが丁寧に綴られています。

雨の中迎えた初日でしたが、4時間の準備を経て、無事にオープンすることができました。シンボルの紅葉の木も徐々に色付き始めました。

「MUSEE」。琥珀のようにもみえる、ブランデーシトリンとヘソナイトガーネットを使用して、ギャラリーの外観スクラッチタイルの雰囲気が表現されました。

「Night and Day」。今回の展覧会のテーマです。フレッドアステアが1932年(ギャラリーの竣工年)に主演したミュージカル映画「The Gay Divorvee」のコールポーターによる劇中歌にちなんで制作されました。日本でも「コンチネンタル」とうタイトルで映画が上演された古き良きブロードウェイを象徴する作品です。

「パルナシウスの夢」。弊社前代表が生涯をかけて研究をしたパルナシウス蝶がモチーフ。蝶の鱗粉の白、黒、赤が清楚な雰囲気をまとい表現されました。

「ニューホープ/アントニン・レーモンドの教文館ビル」。1933年竣工のアールデコの建築をモチーフに。シックな装いにぴったりの作品です。

「銀座 清流のまち」。2年前に銀座に引っ越してこられた牧さん。銀座を散策していて水辺の景観が多いことに気付き制作されたとのこと。銀座の街の輝きがスワロフスキーで表現されました。

「スカーレット」。1932年マーガレットミッチェルによる名作「風と共に去りぬ」が執筆されました。主人公スカーレットの自由奔放でたくましく情熱的な生き方が作品に現れています。

小さな作品の数々。一つ一つに、日々の生活で牧さんが感じたことが丁寧に表現されています。

涼しげなアメジストとクリスタルの組み合わせです。

「丸の内音頭」。盆踊りでお馴染みの東京音頭は、満州国建国や5.15事件といった政情不安の最中、1932年に誕生した音楽です。夏の夜の夜空をブルーサンドで、楽しげにゆれる提灯をカーネリアンで使用して表現されました。

「春のつぼみ 風立ちぬより」。宮崎駿監督の作品に登場するヒロイン菜穂子身につけているアクセサリーがモチーフ。物語がギャラリーの誕生した時期と重なっています。

築80年のギャラリーの落ち着いた雰囲気の中、作品を鑑賞でき、お気に入りの一品を見つけることができます。