新橋駅前の再開発メンバーとして、協議会の総会に参加しました。

 

 

弊社(川崎ブランドデザイン)が、地権者として参画している、新橋駅前東口地区再開発協議会の通常総会に出席しました。

 

新橋〜汐留の再開発プロジェクト。三井不動産が主幹事で動いていますが、今年は日建設計が関わることが決定されました。2022年春の準備組合設立に向けて動き始めています。

 

新橋駅東口地区再開発協議会

 

MUSEE GINZA代表 川崎力宏(2ページ目 意見交換の様子)は、若い世代の意見として、「JR東日本をも巻き込み、赤レンガの辰野金吾による、旧新橋駅舎を完全再現する。その位、シンボリックなものを東口に据えなければ、汐留口の印象は変わらず、街のリブランディングにはならず、単なるビルの建て替えで終わってしまう」と私見、アイデアを言わせて貰いました。辰野金吾建築を保存した社歴を鑑みてのことです。

 

 

大成建設から出向という協議会事務局メンバーとは、顔なじみの仲。弊社所有のMUSEE GINZA 銀座ビルにもお越しいただき、街創りのヒントになればと、保存の様子などを見ていただきました。

 

新橋再開発テーマは、東京のイーストゲート。銀座へのエントランスとして、CGビジュアルでは貫通ゲートが描かれ、全会一致で三井不動産が採択されています。

 

 

東京の東エリア(高輪ゲートウェイ、田町、浜松町、新橋、日比谷、八重洲、日本橋)と、これから大変革が起こる予感がします。コロナ渦で東京五輪は盛り上がりが欠け残念ですが、その先を見据えて、大きく変貌を遂げるTOKYOに期待いたしましょう。

 

辰野金吾による設計の、今はなき「烏森駅」。1910(明治43)年開業。
東京駅、万世橋駅(現mAAchマーチエキュート)と並んで、赤煉瓦駅の3兄弟と呼ばれたそう。JR東日本やJR東海さんにも積極的に参画いただき、鉄道駅=新橋のイメージを、歴史と格式ある建築の力を持って具現化いただきたいものです。

三井不動産による新橋東口再開発、ボリュームをイメージしたCG。【まだ正式に都市計画として決定したものではないため、モザイクを入れています。】銀座中央通りへの玄関口として、大胆にも遊歩トンネルが設けられており、2020年に全会一致で採決されました。