MUSEE GINZA｜ミュゼ銀座ギャラリー 近代建築×現代アート

MUSEE、オープンを迎えることができました。

半年間のリノベーションを経て、2013年6月6日、ついに開廊を迎える事ができました。オープニングセレモニーには、メディア３社を始め、お世話になった方や近隣住民の方、個展を企画されているアーティストの方と、多くのお客様で賑わいました。建築見学を始める前に、集合写真を撮影しました。

銀座レトロギャラリーMUSEE（ミュゼ）は、建築（ハード）だけでなく、アートコンテンツ（ソフト）の魅力で、鑑賞者の知的好奇心を刺激する展覧会を企画します。新しい価値観を発信してまいります。ご期待下さい。

昭和通り唯一の…。

昭和通り沿い唯一の洋館建築であり、後世に語り継ぐべき素晴らしい建築です。

タワー新築による取り壊し計画から一転、建築を愛する住民の方の声を受け止め保存を決意。

本来持つ美しさを引き立てるように改修され、装いも新たにギャラリーとして蘇りました。

銀座の歴史を刻み続ける建築の中で、次代を夢見るアーティスト達が共創する。

貴方の記憶にも刻まれる美術館。

銀座レトロギャラリーMUSEE、満を持して開廊いたします。

時を刻むことで…。

時を刻むことで深みが出る人生のように、建築も味わいが醸成され、魅力を増していきます。

銀座レトロギャラリーMUSEE（ミュゼ）は、８０年の永きに亘って東京の歴史を見守ってきました。

東京大空襲を逃れて生き延び、現在では高層ビルに挟まれながらも凛とした印象で佇みます。

当時流行したレンガを意識した重厚な加飾タイルの外壁。小振りながらも完成されたフォルム。

まさに今注目の“昭和レトロ”を醸し出しております。　　　

ギャラリーのコンセプト。

それは、８０年の歴史を刻む建築と新しい未来を導くアートが『共創』する特別な空間。

80年建築が残った。

きっかけは、この一本の紅葉の木でした。

銀座の歴史を見守り、地域住民に四季を通じ愛されてきました。

「この木もなくなっちゃうのかねぇ。残念でならないよ」

ご年配の方の一声が、建築を保存するきっかけを与えてくれました。