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 開催趣旨

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銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)の企画展「MUSEE exhibitions」。 海外をはじめとした経験、背景から、信念を持ち意欲的に創作する 気鋭作家を、紹介するシリーズです。

石浦志帆(1989-)は、富山県出身、上越教育大学院で学び、台湾留学経験を積み、 2015年春修了する若手作家です。幼少期、自身の前髪が太陽で透け光る様子に興味を覚え、一貫して「光」をテーマに取り組んでいます。 現代人の慌ただしい日常。光を捉えることで一瞬ではありますが、 確かに照らし出し、日常の素晴らしさを再確認させてくれます。

光に焦点を当てた新しい表現を本展で展開します。どうぞご期待ください。

 

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 子どものころから、自分の前髪が太陽に透け、あわく光っているのを見るのが好きでした。

 それは、自分のすぐ身近にある日常が、光であふれた非日常に切り替わり、

 未来も過去もなく浮遊しているような感覚です。

 日々を忙しく生きていると、日常の尊さに眼を向ける事は少なくなり、それは非常に見えづらくなります。

 ですが、「光」はそんな日常のすばらしさを一瞬だけ、

 だけどたしかに、照らし出してくれるものだと私は考えます。

 瞬間が宙に浮き、未来も過去もない「今」だけを光の中で感じている、

 そんな表現を求めて制作を続けています。

 

                                           石浦 志帆

 

作家紹介

 

石浦 志帆

1989 富山県生まれ

2012 上越教育大学 学校教育学部 芸術系コース「美術」 卒業

2013 台湾国立新竹教育大学 交換留学

現在 上越教育大学大学院 学校教育研究科 芸術系コース「美術」 在学中

 

受賞歴

2014 トーキョーワンダーウォール2014 入選

2014 第9回西会津国際芸術村公募展2014 西会津ライオンズクラブ賞

 

展覧会歴

2012 「上越教育大学×新竹教育大学  国際交流展」

   (毓繡藝術空間/台湾・上越市民プラザ/上越市)

2012 グループ展「個有色」(ギャラリー邨/銀座)

2013 グループ展「個有色 vol.2」(ギャラリー邨/銀座)

2013 「A3プロジェクト国際交流展 上越教育大学×新竹教育大学×マカオ理工学院」

   (ミュゼ雪小町/上越市・毓繡藝術空間/台湾・マカオ理工学院/マカオ)

2014 グループ展「第一回 三人展 融」(純画廊/銀座)

2014 グループ展「つゆのはれま」(純画廊/銀座)

2014 「トーキョーワンダーウォール公募2014入選作品展」(東京都現代美術館)

2014 「第9回西会津国際芸術祭公募展」(西会津国際芸術村/喜多方市)

東京巡回展(ギャラリーspaceS/世田谷)

2014 グループ展「START」(画廊星醫院/喜多方市)

 

展覧会の様子

 

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