雑誌「美術屋 百兵衛」最新春号にて特集されました。

美術屋 百兵衛29号 宮城の文化と美術。_ページ_3

 

 3月29日発売の雑誌「美術屋 百兵衛」29号に、銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)が掲載されることになりました。

 

ワンコイン(500円)という良心的な価格ながら、毎号記事が面白く、アート誌として定着しつつある雑誌です。

 

 

今回のメイン記事は、「宮城の文化と美術。」マンガの王様 石ノ森章太郎 さんに関する内容を総力取材されています。仮面ライダーも登場!発明家ドクター中松氏と日本画家さんの対談なども興味深いです。

毎号連載の「画廊探訪」というコーナーで、なんと4ページに渡りご紹介いただきました。今回は、併設しているパルナスウィーンインテリアに関する内容が中心です。 4月中旬からスタートする常設展「動の現代アート」でご覧いただく、篠原有司男さんのボクシングペイントTシャツも、フライングで掲載いただきました。

本屋さんで是非、カッコいいサイボーグ009の表紙を見つけてみてください。

 

美術屋 百兵衛29号 宮城の文化と美術。オリジナル_ページ_1

 

美術屋 百兵衛29号 宮城の文化と美術。オリジナル_ページ_2

美術屋 百兵衛29号 宮城の文化と美術。

講談社「昭和の柴又商店街を作る」掲載されました。

 

柴又新聞25号2

講談社「昭和の柴又商店街を作る」(25号/2014年3月5日発売)「東京下町・柴又新聞」第25号に、銀座レトロギャラリーMUSEE(ミュゼ)を掲載いただきました。

あの国民的映画、寅さんがいつも手にしているトランクを再現。精密なジオラマ建築模型が再現されるという粋な付録雑誌。その読者向けに発行されているのが、今回の柴又新聞です。

この取材の後、DVDで久しぶりに「男はつらいよ」を鑑賞しました。30年近く続いた映画なので、浅草はもちろん、寅さんが全国を旅して回る風景には、その時折の世相が映り込まれています。握美清さんが亡くなられて、もう製作されていないのが本当に残念なりません。

柴又新聞25号1

 

柴又新聞25号1面

『有司男+乃り子:篠原展』のレセプション・パーティーにて

  『有司男+乃り子:篠原展』のレセプション・パーティーにて 篠原夫妻は、映画「キューティー&ボクサー」によって話題になったが、私は、1998年、取り壊しの危機から、美術館として蘇った、大分市アートプラザ開館記念「ネオ・ダダ展」の公開制作以来の知り合い。その後、2007年の豊田市美術館での「ギューとチュウ/篠原有司男と榎忠展」で会ってから、久しぶりの再会だった。今回の展覧会は、映画の場面で見られるニューヨークの個展と同様二人展で、異なる作品が不思議にマッチしている。主役二人の周りは沢山の人だかり−ようやく、乃り子さんと会話がかわせた。濃い青のプリーツスカーフを巻いた彼女は、とても元気そうで、ゆったりしている。今回の映画の本当の主役は彼女であり、今まで夫のマネージャーが主であったのが、自分自身のアートが前面に出て来たからであろう。 ギューちゃんこと有司男氏は、以前にも増して元気いっぱいで、極彩色の作品の中で、鮮やかなエメラルドグリーンのシャツに身を包んで、皆の会話の中心になっている。映画のアカデミー賞の話題が出たとたん、自分で制作したオリジナルのブロンズ像を片手に、「アカデミー賞の像は鋳型でいくつもあるけど、これは僕の作品でひとつしかない!」と豪語し、皆は拍手喝采!  最後に、近くにいらした老婦人に話しかけたところ、何とギューちゃんと同じ年の従姉妹であるのこと。とても品のよい方で、良く見ると眼がそっくり。ギューちゃんの才能開花は、お母様の後押しがあったのだと言う。優しい従姉妹や彼女のお嬢さんも応援団のようだ。  久しぶりに会って、作品を見て、とても元気が出た。彼らは、人々にパワーを与えるエネルギーに満ちている。ちなみに、ギューちゃんは82歳で、我がレトロギャラリーの建築と同い年だそうだ。(ニューヨークのアトリエから送っていただいた、ギューちゃんのボクシングペイントTシャツ作品を、今夏の常設展で公開予定。)ますます二人して頑張ってほしい。  

 

パルナスウィーンインテリア主宰 川崎弘美